2011年2月11日金曜日

信州民家の会イベント その2

2日目は駆け足で5つのお宅を拝見。

江戸時代、松代藩が設けた番所の跡、そこに建つ代々番所役人を務めた鈴木さん宅の訪問。おばあちゃんから、たくさんのお茶請け頂きました。

続いては、東京に住む家族が、年数回里帰りする際に使う、小川村に残した古民家を最低限リフォームしたもの。700万かけて屋根の吹き替え、土台の直し、床板取り替え、一部窓の取り替えを実施したもの。

床板を貼り直すだけで、明るく、住んでみたい!という雰囲気に大変身。

午前中最後は、天井と床に断熱材、窓はペアガラス、土台もコンクリート打+栗材を入れ直しして、、とかなりリフォームしているお宅。ここまですると暖かい。ここのお宅が個人的には一番住み心地がいい。

おやきの昼食で休憩した後、

薬草博士のおじいちゃんち。ハトムギ茶をご馳走になりながらの薬草講義。80歳近いのに元気そのもの。

そのお隣りの大久保さんは、木の仕事やりたくて長野に。大町で林業しながら、セルフビルドで古民家改修中。

全て自分で木を切り出し、チェーンソーを使った簡易製材機で用材に仕上げ、職業訓練大学校で身につけた最低限の大工技術で継手を自分で刻み、組んでいく。。。

途方も無いお話をいとも簡単に説明する大久保さん。あんた、なんて人だ。。。



今回は、建物についてというより、古民家に暮らす人々の逞しさを見せつけられた2日間でした。今回、心に残る言葉を列挙しました。

◯野の草花は、ほとんど食べられる。80種類は知っている。とくに春の芽吹きの頃のエネルギーを身体に入れることがいい。摘んで粉付けて天ぷらにすれば、なんでも
OK。

◯ここ(古民家=田舎)で暮らす年寄りは、ピンピンしている。しかし、いったん息子の住む都市部に行くと早い人で一ヶ月で身体に不調を訴えて帰りたいとなる。早い人は一年もしないで寝たきりになる。そうした人が家に帰るととたんに元気になる。ここで暮らすのがいいんだよ。
◯里山で暮らすということは、農業と林業を行うのはセットである、切り離せない。また、道普請や祭りなど近隣との濃密な付き合いをしていくのはセットで考えないといけない。

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